しまった。
これねー。先に「f植物園の巣穴」読んだ方がいいです。
読んで、ちゃんと話を覚えておいた方がいい。どうしたって「f植物園の巣穴」が
気になってくるから。多分「巣穴」の話が分かっていた方が……というより、
わかってないと十全にこの話を楽しめる気がしない。
これと「巣穴」の連続性を、売る方がアピールするべきかもね。
わたしは2017年に「巣穴」を読んだらしいのだが。
読んだことは覚えているんだけど、詳細はほぼ忘れた。
これを見直すと、ファンタジーやなあ、って話だったらしい。
わたしはこの人の話では「家守奇譚シリーズ」が一番好きだから、
この「椿宿の辺りに」もシリーズの続きだといいなと思いながら読み始めたが違った。
やっぱりこのくらいファンタジーに振っちゃうと、少し不満を感じるのよね。
370ページの文庫本の320ページあたりからまとめに入るんだけど、
そこから先が往復書簡で全てを説明する形だから、ちょっとこずるい感がある。
上手い方法ではあるけれども。
もやもやした話ではあるからね。
うわ、あと50ページで収束する?と思いながら読んでて、手紙で解決すると、
うーん、まあねえ。まあ……それは手っ取り早いけどねえ……でもねえ……となる。
でも読んでいる間は面白いです。読み終わった後はなんの話だったかわからなくなるけれど。
この人はマジックリアリズムの人なんかね?そうである気もするが、違う気もする。
民族的な血潮はあんまり感じないってことかな。
だが、舞台となっている土地はおそらく作家本人に根差した土地が舞台になっている
気もするから、マジックリアリズムなのかな~~~~。不明。
「家守奇譚」の続編は出てるのだろうか。あれ、もっと読みたいんだけどな。

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